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2017年8月11日 (金)

「バケツで稲づくり」の失敗からわかるコメ作りの難しさ。

JAグループでは、文部科学省や農林水産省の後援のもと、「バケツで稲づくり」運動を勧めている。
私も、今年、子供に、稲作の大切さ、稲作の歴史を伝え、お米に興味を持ってもらおうと、この運動に参加してみた。
返信用の封筒を入れ、JAに申し込めば、少量の種もみを送ってもらえるのだ。
最初は、順調に成長したが、途中で葉が薄くなり、もはや枯れそうだ。
今年の北海道は、暑いので、何もしなくても順調にいくかと思ったら、そう甘くはなかった。

何を言いたいのかというと、「日本で稲作をするには、勤勉でなくてはならない。」ということだ。
稲は、もともと熱帯の植物であり、熱帯では、いつ種を蒔いても成長するが、日本のように温帯、特に北海道のような寒帯では、常に、稲の成長に目を配り、その時々に合わせた対応をしていかなければ、稲は順調に育たない。
日本人は、よく外国から勤勉であると指摘されるが、その性格は、稲作を続けてきたからである。

そして、現代の日本では、農業の従事者が減り、工場等で働いている人が増えているが、お米を一粒一粒大事に育てる稲作の精神は、部品を一つ一つ精巧に作る精神となり、その精神が、日本を経済大国へ成長させてきたのである。

だから、稲作民族でない、欧米諸国や中東諸国が、日本の真似をして、物作りで経済大国になろうとしてもようとしても、簡単にはできないのである。

こういったことは、学校では決して教えない。しかし、稲作に由来する日本の良さは、多くある。

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