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2017年3月14日 (火)

日本では、神々が失敗から学んで成長していく。だから、われわれも失敗から成長できると考えるのだ。

日本の神話では、重要な神様ほど、最初は未熟で不完全な存在として記述されています。
例えば、イザナギの命は、生まれてきた火の神をイザナミを失った逆恨みで、斬捨てました。また、亡くなったイザナミへの未練から、イザナミのいる黄泉の国へいったります。
つまり、最初は、イザナギでも幼稚な神なのです。
それが、黄泉の国から帰り、禊(みそぎ)をすることで、清き心を取り戻し、妻の死を受け入れ、成長していくのでした。
また、スサノオの命も、最初は亡くなったお母さんに会いたいと泣いてばかりいました。
それが、精神的に成長し、みんなのために、八岐大蛇を退治するまでになるのです。
また、出雲の国を治めた大国主の命も、最初は、兄弟からいじめられていた神様でした。
それが、様々な人の助けを借りて、スサノヲを出し抜くまで成長し、出雲の国の国王となることができたのです。

話はそれますが、日本の漫画に、主人公が成長する内容の漫画が多いのは、この古事記の成長ストーリーの影響が表れかと考えます。
海外の漫画では、トムとジェリー、スヌーピーのように、どれも成長しない漫画が多いです。
これに対して、日本の漫画は、キャプテン翼や、ナルト、ワンピース、ドラゴンボールなどに代表されるように、主人公が成長する話が多いと思われます。

また、日本人の頑張る精神の源も、この神話のストーリが起源のような気がします。
日本の神話では、神々があきらめない。
だから、その子孫である我々も、簡単にあきらめない。
日本の神話を知ることは、まさに、日本人の伝統的な考え方を知ることなのです。

そういえば、安倍首相も、一度、失敗した首相でした。
それが、今や、トランプやプーチン大統領も信頼する日本の大首相に成長しました。
私は、この首相の成長を見て、日本の神話を連想します。
古事記を読むと、日常生活の中でも、いろいろ気づくことがあって、おもしろいです。
特に経営者は、日本人とは何かを知るうえで、一度古事記を読むと、経営にも役立つかと思います。

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